ヨーロッパでのアジア人差別、実際のところどうなの?
おはようございます。Bom dia!
突然ですが真面目なトピックです。
実際ポルトガルで生活してみて、ヨーロッパの色んな国を旅行してみて、
私自身人種差別を受けた経験があります。
今後留学される方も気になることだと思いますし、
どんな差別があるのか共有しておきたいと思います。
家族に向けてのメッセージですが…
これはちょっと前に書いた記事で、
今私が悲しんでいるとかではないので、
みなさん心配しないでください。笑笑
①道で歩いていると、結構ジロジロ見られます。
(これは差別とは言えないですが参考までに)
これに関しては物珍しさもあるだろうし、
日本でもアジア人以外の外国人が歩いていたらつい見てしまうこともあるので、
気にしていません。
いや、実際初めの頃は、
すごい見られるなぁ・・・と少し気にしていたのですが、
トルコやドイツの友達にそれを話してみたところ、
それはアジア人だからじゃなくて可愛いからみんな見ちゃうだけだよ気にしないで。
と励ましてくれました。
なんと完璧な励まし方!!!
そんなことはないと分かっていますが、そこはポジティヴ全開で、
そう自分に言い聞かせ、
誰にジロジロ見られようが、堂々とした態度をとるようにしています。
②1人や、女の子だけで歩いているときにコンニチハ!や、ニーハオ!と
声をかけられることがしょっちゅうあります(100%男性から)。
挨拶がしたいだけなはずもなく、
あからさまに小馬鹿にしているのが分かるので、
結構腹が立ちますが、一々つっかかるのも体力を使うので、
無視してやり過ごしていました。
ですが2セメスター目からコインブラに留学に来た同じ大学出身の友達(日本にいた頃から仲がよく、クラスもバイトも一緒でした!)は、
そういうのが一切我慢ならない性格なので、
バッチバチにキレて「お前今なんか言ったか?(英語で)」と毎回言い返しています。笑
相手からしても予想外の反応のようで、大概謝ってきます。
スカッとしますね。
③手で目を細くするジェスチャーをやってくる
これは本当にアジア人の目の特徴として捉えているだけで悪気がないことも多いと思うのですが、間違いなく良い気はしませんね。
以前トルコ人の友達数人とパーティに行ったときに、
Where are you from?(君たちはどこから来たの?)と、
1人の男性が尋ねてきました。
それで私の友人がトルコだよ!と答えると、
その男性が私に向かって、
「でも君はトルコじゃないよね。こういう目だし。」
という風に手で目尻を伸ばして細くするジェスチャーをやってきたんですね。
その人からは悪意は感じられなかったので、
良い気はしませんでしたが受け流そうと思っていたところ、
私の友人の方が
「それってどういうことなの!?彼女にすごく失礼でしょ。今すぐ消えて!」
と激怒。
その人は本当に悪気がなかったようで謝罪をしてき、
結果的に平和だったのですがこういうこともありました。
仲良しの友達が、本当に鼻ちっさいねかわい〜!と、鼻をツンツンしてきたりするのは全然嫌な気がしないので、当たり前ですが、
同じようなことを言うにしても親密度も大事ですね!
続いて、これが一番ひどかったものです。
④Samsungについてどう思うかを聞いてきて、それを携帯で録画してきた。
これは本当に腹が立ちました。
経緯を説明すると、
私と友達(これまたトルコ人)がバーで一緒に飲んでいたところ、
若い男の子のグループが、近くにいて、
そのうちの1人が、
「Samsungの携帯使ってるんだ!やっぱSamsungって好きなの?」
みたいなことを聞いてきました。
ここまでは、その子達も酔っているし、ひどいことを言われたわけでもないので、
「韓国の会社だよね。でも私は韓国から来たんじゃないよ。」と普通に返事しました。
ですが、近くにいたその子の友人がその子と私の会話を笑いながら一々スマホで録画していたんですね。
それにはさすがに腹が立って
「今すぐやめて。これは全然面白くないし、やっていることが幼稚すぎて恥ずかしいよ?」と伝えました。(実際にはもう少し汚い言葉ですが・・・苦笑)
例のごとく私の友達も激怒。
スラング飛びまくりです。
最終的にはちょっとふざけただけだよと謝って来ましたが、
せっかく楽しく遊んでいたのにその時の気分を台無しにされて本当に悲しかったです。
他にも、食堂でポルトガル人とめちゃくちゃ喧嘩になった話などもあるんですが、
長くなってきたので
また別の機会に書きたいと思います。
いや、一番気になりますよね。すいません笑
留学して生活していると、たくさんの親切で素敵な人との出会いに溢れていますが、
やっぱり残念な気持ちにさせられることもあります。
これも経験の一つと捉えて、自分は同じようにならないようにしようと改めて思えますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、Tchau!!