Portugal留学日記

2018年9月~2019年6月のポルトガル留学生活記録🇵🇹帰国後も旅行blogとして継続予定です。

留学して半年・・・果たして語学は上達したのか!?

 

こんばんは。Boa noite.

 

本日は4月9日です。

ポルトガルに到着したのが2018年9月25日だったので、

留学生活も6.5ヶ月になりました!!

はっや〜〜〜!!あっという間です。

 

今日は実際のところ、

留学して語学は上達したんか!?

という留学前の方々が気になっているであろう部分に触れたいと思います。

 

結論から申し上げますと、

私は結構上達してるかなと思っています!

 

ですが、ポルトガル語というよりも…

圧倒的に英語です・・・。あと中国語・・・。

 

ポルトガル人の友達もいるのですが、その子たちとの会話も基本的には英語で行なっています。

せっかくポルトガルにおるのに、そんなんもったいないやん!と思われると思うのですが…

それには訳がありまして。

そんなに詳しくはないのですが、 1もしくは2セメスターの間だけヨーロッパの国々(トルコも含む)に住む学生が他の国に交換留学をするErasmus制度というものがあり、そのErasmusで来ている留学生がコインブラにはたくさんいます。

よく、Erasmusで来たの?と私も聞かれます。

トルコやフランス、イタリア、ドイツ、ポーランドなど本当に様々な国から来ています。

そしてその学生たちは例えば工学やジャーナリズムなど、自分の国の大学で勉強していたことと同じことをポルトガルでも勉強しており、

授業は英語で(ポルトガル語の授業もあるのはあるそうですが、わかる訳がないので行くのをやめるそうです)

私のように、ポルトガル語を勉強しにポルトガルには来ていません。

というわけで全くポルトガルを喋れない(喋る気もない)んですね。

そして、1人でもErasmusの学生がその場にいると、共通言語が必然的に英語になります。

 

ですので私の場合は英語を話す機会の方が圧倒的に多いです。

 

ポルトガル語を話すのはお店の注文や授業中、ハウスメイトや大家さんとの軽いやりとりですね。

 

ですが他の日本人の学生の中には、「ポルトガル語しか使っていないので英語を忘れた!」と言っている子までいるので、本当にその人自身がどんな環境に身をおくか次第です!

 

私は英語(中国語)の学習も重要視しているので、英語を話す友達が大半なのはそれはそれでいいのですが、

やはりせっかくポルトガルに来ているので、残り3ヶ月はもっとポルトガルを話す機会を作らねば!とも思っております。

 

最近出会ったブラジル人の友達が英語が苦手なので、積極的にその子から学んでいきたいです。

 

そして、語学が上達しているのかは目に見えてわかるわけではないので、自分では気付きにくいと思うのですが、私自身が「お!前よりできてるぞ!」と、実感したポイントを紹介します。

 

南アフリカ人の友達との会話がすごくスムーズになった

 

私は南アフリカ人の友達とすごく仲が良く、

家も近いのでしょっちゅう私の家のバルコニーで一緒にお茶をしています。

ポルトガルの暖かい陽の光を浴びながら平気で2、3時間そこでダラダラと話しているんですが、100%英語です。

その子は英語のネイティブスピーカーなので話すスピードが早い上に南アフリカのアクセントがあり、はじめの方は何度も聞き返したり、すごく集中しないといけないので体力を消耗していたのですが、最近は何も考えずに話せています。

わからない単語を聞いてもその都度親切に教えてくれるのでボキャブラリーもだいぶ増えました。(学校では習わないスラング等も!)

他の日本人の友達や中国人の友達も一緒にいるときに、私しかその子が何を言っているのか分かってないときも結構あって、通訳をすることもしばしば。(ドヤ)

完全に話している時間の長さの賜物です。

その子が私の一番の英語の先生ですね。

 

②電話で話せるようになった

ポルトガルに来てばかりの時は、待ち合わせや短い会話でも英語で電話をするのが苦手でした。

顔が見えない分内容が推測しづらいし口の動きが読めないので直接話すよりも難しいんですね。

ですが今は、 1セメスター目でもう国に帰ってしまったトルコ人の友達と近況報告の電話をしたり、

ドイツにできた友達と3時間も電話することもあります。

お〜!!電話できるやん〜!!!!

と、これは結構感動しました。笑

 

 

 

私は生まれてから20年間ずっと大阪に住んでいたので、

ポルトガルに来るまで外国語を話す環境に身をおいたことがありませんでした。

なので留学前は、

急に行って会話できるものかな?と少し心配していました。

 

でも実際こっちに来てみて、

中学高校で勉強した英語って、こんな使えるんや!?!?と驚きました。

高校生のときに英語の先生(全くイケメンでもなんでもなく普通のおじさんです。いや、でもすごく教えるのが上手で今でも尊敬しております!)の大ファンで、

その先生と仲良くなるために他の科目よりも熱心に勉強していたのですが、その甲斐がありました。

高校生の方がもし見ていれば、今のうちに勉強頑張りましょう。

 

また、日本にいたときに洋画をめちゃくちゃ見ていた(多いときは週5本以上)のも良かったのかなと思います。

性格上何かにハマると同じ食べ物を頻繁に食べたり同じ映画を何度も見たりするので、

お気に入りの映画はセリフを覚えていたりしました。

そのときは英語学習を意識せずに見たいから見ていただけなのですが、結果的には役立っていそうです!セリフそのままの表現を会話に使えることもあります。

 

あと、アクセントがあまりないと言っていただけるのですが、それは子供のときから中国語を勉強していたのでそのおかげかなと。

発音が似ていると聞いたことがあります。

 

海外で生活していたの?や、今まで会った日本人の中で一番英語が上手い!と言っていただけることもあって、すごく嬉しいです!

いぇ〜〜〜〜い!!ただの自慢ですいませんすいません。

調子に乗らないようにします。笑

 

そして中国語(普通話)に関して。

 

中国や台湾には旅行でしか行ったことがなかったので、ポルトガルに来てから初めて中国語のネイティブスピーカーの友達ができました。

9年間もの間勉強はしていたのですが、旅行の時やアルバイトで少し話すことはあっても、簡単な会話程度なので、ここに来るまでは実際のところ自分の中国語は通用するのかな?と思っていました。

ですが友達は、

日本にずっと住んでいたなんて信じられない!

中国に遊びにきたときに台湾やマカオから来たと言っても誰も疑わないよ!と褒めまくってくれます。

発音に関しては俺より絶対うまいと言ってくれるマカオの男の子もいます。笑

(彼の第一言語は広東語のため)

 

一昨日も中国人の友達が11人も集まって誕生日をお祝いしてくれたのですが、

その子達の中には英語を話せない子もいるし、私のポルトガル語はまだ冗談を言ったりできるレベルに達していないので、もし中国語を話せていなかったらこんなに仲良くなれなかっただろうなと思います。

 

言語って本当に人との関係を深める大事なツールだと実感します。

 

中学生までしか勉強していないので現地の若い子たちが使う若者言葉や、普段あまり使わない単語などボキャブラリーに関してはまだまだなのでもっと学んでいきたいです。

 

こちらでの生活は、

大学の授業をポルトガル語で受け、

お昼休みに日本の友達と中国の友達と一緒にご飯を食べるときには日本語中国語の通訳をしたり、

南アフリカの友達と中国の友達3人とアイスランドに旅行に行った際には、2人が英語を話せなかったので、私が英語中国語の通訳をして一週間以上過ごしたりと、

自分の語学力を常にフル稼働しています。

頭が混乱してきて体力は消耗するのですが、すごく楽しいです。

 

6月下旬に日本に帰国し、10月から日本の大学に復学予定なのですが、

3回生の後期から始まるのでもう就職活動等を意識しなければなりません。

留学をしていない同期の友人は今まさに就職活動に励んでいます。

留学に行く前は将来の仕事は別に語学を使うものでも使わないものでもいいかなと思っていたのですが、やはり最近はせっかくここまでやっているなら多少なりとも将来の仕事にも活用できたらなという気持ちが強くなっています。

 

留学の第一目標である語学力の向上に残り3ヶ月も励みつつ、

もう就職活動に励んでいる友達もいる中、

せっかく頂いたこの1年のモラトリアムを精一杯活用して、

自分と向き合ってみて、具体的な将来像や目標を見つけられたらなと考えています。

 

はじめのテーマからだいぶ話がそれてしまいましたが・・・。

この時々の自分の気持の記録として書かせていただきました。苦笑

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

それでは、Tchau!!!