長期留学スーツケース2個は欲張りすぎ?ポルトガル留学日記
おはようございます。Bom dia!
一昨日の22時頃にポルトガル、無事到着しました。
約9ヶ月間の留学生活、スタートです!
こちらが一番最初の記事になるのですが、まず何を伝えたいかと言うと、
荷物は多すぎないように!!これに尽きます、、、。
私は留学の途中に実家から荷物を送ってもらわないつもりだったので、
(送料がめっちゃかかるみたいなので・・・。)
あれもこれもと莫大な荷物になってしまいまいた。
具体的には、
・22kgのスーツケース×2個
・10kgのリュックサック
・貴重品を入れるための前でかけるタイプのボディバッグ です。
小中高すべて文化系の部活に所属し、体育以外の運動はスポッチャくらいしかしておらず、体力にも腕力にも全く自信がなかったにもかかわらず、
スーツケースなんて転がせばいいだけやし〜と、
両親や友達の無理やって!!を押し切って、こんな大荷物を持っていくことにしてしまいました。
本当に後悔しております。
以下、自宅から留学先であるポルトガル、コインブラまでのルートです。
まず、当日は雨だったので父に車で駅まで送ってもらいました。
その時初めて玄関から車までスーツケースを転がし、その重さに若干焦る。
あれ?一個運ぶだけで(もう一つは父)こんな重いの??いけてる?これ。
そして関西空港が台風の影響で車は通行できなかったので、JRの駅で母と私だけ車を降り、空港に向かう。
父とはここでお別れ・・・
そのとき電車に乗り込むのも一苦労
あれ?これまじでいけてる??
関西空港到着。
空港でツルッツルの床の上で転がすだけでも大変だったのにポルトガルの石畳の上なんて運べるもんなの?と、このとき不安MAX
そしてスーツケースを預けて飛行機に乗り込む
〜母ともさよなら〜
ポルトガルまでの日本からの直行便はないようなので、
KLMオランダ航空を利用し、アムステルダムでトランジットし、リスボンへ向かいました。
幸いリスボンまでは同じ大学の友達と一緒に行くことができて長いフライトもトランジットの待ち時間も心強かったです!!
ここで、ポルトガルへ留学する際の注意点ですが、
着いたその日にホテルなどに泊まらずに、そのまま下宿先に行くと、SEFという機関まで入国宣言というものをしにいかなければならず、そのためにとりあえずホテルに一泊した後に下宿先に向かうというのが主流のようです!
確かにホテルではパスポートのコピーをとられていたのでそれでなにか手続きをしてくれているのかな・・・?
KLMオランダ航空でアムステルダムまで約11時間の長いフライトでしたが、友達が隣の席だったのと映画は見れるわゲーム(2048とか)もできるし携帯も充電し放題だったので、そんなに辛くはなかったです。
いつもは苦手なことが多いのですが、機内食も美味しかったですよ〜!↓
さすがに最後の数時間はだいぶ疲れてしまっていましたが・・・。
ですが、アムステルダムに到着してからは不運の連続でした。。。。
アムステルダムからリスボンまでの飛行機(Transavia Airlines)が大幅に遅れ、
結局2時間多く空港で待つことになりました。
合計約4時間
ちゃっちゃと出国手続きも終わらせていたので、免税店などもそれほどなく、暇でした・・・。
そしてお腹もペコペコでしたが、どうせ機内食が出てくるだろうなぁと思っていたら、
やっと乗り込んだ飛行機は小型のlccのようなもので、まさかの機内食はなしでした。
ドリンクもCAさんから買うというシステムでもちろん映画も見れませんでした・・。
そんなこんなで3時間空腹に耐えてリスボンへ到着。
結局当初の予定より3時間くらい遅れました。
私と友達共々さすがに疲労困憊で、
さっさとタクシーに乗ってホテルに向かって休みたいよ〜〜
と思っていた矢先、
スーツケース出てくるの遅!!!!!!
なかなか待ちました。30分くらいかな??
ここで、2つの激重のスーツケースと再会
でも、とりあえず今日はタクシーでホテル向かうだけやしなぁ、と考え
さぁ、タクシーに乗り場どこや!!
と空港を出たところ、
まさかの
タクシー乗り場閉鎖
え????
となって係員の方に尋ねると、NONO、METRO(地下鉄)に乗れ!と言われるだけで理由がわかりません。
そして警察が結構空港の周りにいて、タクシーを止めようとする人に笛を吹いて全力で阻止していました。
ほんまになんで???
そのあと軽く理由を検索してみたのですが見当たらず・・・
ちょっと離れたところまで歩いてみてもなぜか警察が立って見張っている。
どうしようもないのでMetroの駅(Aeroporto)に向かいました。
2つのスーツケースを転がしていたので、本当に乗せるのに必死でした。
運動神経試されたわ〜(悪いけど)
そして切符を購入して改札を通ろうとしたところ、
私のすぐ後ろを謎の裸足の女性がくっついてきて同時に改札に入ってきたのです。
びっくりしすぎて固まりました・・・。
ポルトガルの改札は無人なので実はこれよくあるみたいなんです。
こっちに到着してまだ2日ですが、もう2回されたし、他の人にしてるのを目撃もしました。
日本の改札みたいに足元だけ妨げられるタイプの改札なら
みんな飛び越えていけそうですが、全身はさまれそうな改札なので、
無賃乗車をする方はカモそうな人をみつけて後ろにくっついていくんですね!
これぞ便乗
いきなりめっちゃくっつかれて、
なんなら若干押されるので本当にびっくりしてしまいます。
どうせなら together,ok? みたいな確認入れてからしてもらたいですね。
それも変やけど・・・。
Metro内も薄暗くてちょっと怖い感じです。
友達と一緒でよかった〜。
その後電車をAlamedaで乗り継いでホテルの最寄り駅(Anjos)に向かったのですが、
まさかの
Anjos駅エスカレーター故障
エレベーターもありませんでした。
50kg超えの荷物を持ってせっせと階段を登りました・・・。
一気に汗だくです。そしてあちこちぶつけるので足はあざだらけ・・・。
この段階で完全に荷物の多さに後悔
そしてホテルまで歩くこと5分!
はい、ホテルの部屋4階 ※案の定エレベーターなし
なぜBooking.comでそこをちゃんと確認しておかなかったのかと。
さすがに絶対に運べないと判断したので、
友達と、必要なものだけを取り出しあとはフロント(二階)に預かってもらうことにしました。
二階まで運ぶのも本当に大変でしたが・・
ホテルの受付のおじいさんはとても親切で快諾していただけました。
階段ばっかりですがきれいで過ごしやすいホテルで一泊したあと、
朝ごはんとお昼ご飯をホテル周辺のレストランで済ませ、
12時にホテルをチェックアウトし、
私はコインブラの下宿先、友達はホームステイ先に向かうことにしました。
ここからが死ぬほど大変でした。
まず、私の当初のプランでは、ホテルの最寄り駅はエスカレーターが故障していて動かないと前日の経験からわかっていたので、
タクシーでコインブラまでの長距離列車が出ているSanta Apolónia駅まで向かい、
タクシーでは約10分、7€ほどでいける距離でした。
そこから列車に乗り込むというものでした。
そしてタクシーはどこでつかまえれるかとホテルのフロントで尋ねると、
この辺にタクシー乗り場はないのでホテルのドアの前で待つしかないとのこと。
そして待つこと約20分・・・。
タクシーの通る数は少ないし、通ってもすべて人が乗っています。
駅の方で待ってみても全然捕まらず・・・。
炎天下に耐えられず、ホテルに戻り、フロントで電話で呼んでもらえるかお願いしたところ、
電話はできるけど、しても来ないよ、と。
ええええ。。。
タクシーが全然足りていないので予約がとれないそう。
ひたすら待つしかないと言われました。
もうどうしようもないし、コインブラまでも時間がかかるので遅くなってはいけないと私は地下鉄に乗ることを決意しました。
友達はタクシーを待つとのことでここでお別れです!
(その後無事タクシーを捕まえれていました!よかった!)
このときは
Anjos駅の階段(地下2階分)さえ乗り越えれば乗り換える駅(Baixa-Chiado)にはさすがにエレベーターあるやろ・・・最初だけ気合や!と思っていました。
そしてスーツケースを必死に一つずつ階段で運び、
ちょいちょい手伝ってくれる人もいたりして、
めちゃくちゃ有難かったので、
私も今後道で困っている人を見かけたら絶対に手伝おうと誓いました。
なんとか乗り換えの駅まで来ました。
エレベーターマークを発見し嬉々として向かうと、
エレベーター故障
そしてエスカレーターはありません。
いや、なんでエレベーターとエスカレーターどっちかやねん。
しかもそれ壊れてんねん。
大阪市内で20年間育ってきた都会っ子の私には考えられません。
もうこの時点で日本帰りたい〜と半泣き状態。
階段をめちゃくちゃ登って、乗り換えホームまで向かいまた降りる・・・。
汗だくになりながら必死で運んでると、
ここでもおばあさんが手伝ってくれたりしました。
おばあさんなのに・・・ありがとう!!
そしてついにSanta Apolónia駅に到着。
ホテルの最寄り駅Anjosから18分でたどり着けるはずが、
荷物の運搬が大変すぎて、倍の時間はかかっていしまいました。
そこでチケットを購入したのですが、
地球の歩き方には€19.20〜と書かれてありましたが、25歳未満は割引があるらしく€15で買えました
到着した時間が微妙だったのか次の列車まで1時間待ちでした。
コインブラ全然つかへん〜〜と嘆いていました。
そして列車がホームに到着したので乗り込もうとしたところ、
いや、乗り込む位置高い!!
バリアフリーのバの字もありません。
腰の位置くらいまでスーツケースを持ち上げなければならず、
必死に悪戦苦闘していると、列車の中からおじいさんが降りてきて2つとも上げてくれました。ありがとうございますううう〜
おじいさん力持ち〜♥
そして、列車内のスーツケース置き場?みたいなところまで入れていただきました。
そのときに多分「ここでいい??」と聞かれたので、「はい!」と答えたのですが、その後日本語で話しかけられることがなかったので、
はたしてあれは本当に「ここでいい?」だったのか??
列車に乗ること2時間・・・・
CoimbraB駅に到着しました!!!
またまた荷物を下ろすのに一苦労・・・
どんだけ持ってんねんとばかりに周りの人にめちゃくちゃ見られました
そしてここからCoimbraA駅に向かうように言われてたのですが、
※CoimbraA駅というのがあると思いきや、
CoimbraB駅と区別するためにCoimbra駅をCoimbraA駅とよんでるだけです。
危うく降りそこねるところでした!
そしてついにCoimbra駅に到着!!
幸い私の家は駅チカなので最後の力を振り絞って向かいます。
途中若い女の子二人組に道を尋ねたところ・・・
Google mapで場所を検索してくれ、
なんと!スーツケースを一つ持って家の前まで送ってくれました!!
いい人すぎ〜〜!!
そしてやっとこさ家に到着・・・
もちろん家(シェアハウス)にエレベーターはなく、私の部屋は3階でした
大家さんに手伝っていただきましたが、もう汗だく・・・。
長い道のりを経て無事たどり着くことができたのですが、
初日は疲れすぎて、エレベーターもなさすぎて、
早速もう帰りたいよ〜とブルーな気持ちになってしまいました。
もう復活したのでご安心を!!
皆さんには初日からブルーにならないように、なるべく自分の持てる範囲でパッキングを行うことをお勧めいたします。
私は完全にキャパオーバーでした。
空港から目的地までタクシーならいいと思ってたんですけどねー
なぜこんなにタクシーに乗れなかったのか。。。
ただただ運が悪かったです。
家に着いてみるとたくさん持ってきていたおかげで色々助かってるのですが、
道中本当にスーツケース捨てたくなりましたね。。
やはり父の言葉は正しかった・・・
ボディバッグはだいぶ持ってきてよかったな!と思いました。
体と密着しているし前にかけれるのでスリ対策にもなると思います。
ちなみに私はこれ↓を友達が使っているのを見てすごく使いやすそうだったので、
真似させてもらいました。
結構入りますよ!!
また持ってきたものなど紹介できたらな!と思います
気づいたら長くなってしまい申し訳ありません。
何事も三日坊主な私ですが、このブログは続けられるのか??
のんびり頑張りたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!!
最後はコインブラのサンタ・クルース修道院(Igreja de Santa Cruz)の写真で!
Tchau!